広報・インタビュー

原子力災害医療派遣チーム研修(北海道:令和5年度第3回 弘前大学)が開催されました

 令和6年1月27日(土)、札幌医科大学 教育研究棟にて弘前大学 令和5年度第3回「原子力災害医療派遣チーム研修」(北海道)が開催されました。この派遣チーム研修は基礎研修→中核人材研修を修了後に受講可能となるコースであり、この派遣チーム研修を修了後から

原子力災害版DMATである「原子力災害派遣チーム」としての活動が可能となります!

研修内容は講義(3コマ)・机上演習・医療実習から成り、今回の研修には北海道の原子力災害拠点病院である2施設(北海道大学病院、札幌医科大学附属病院)を含め、多数のご参加を頂きました。誠にありがとうございました!1日だけの研修ではありますが、

机上演習では2段階のトリアージ(赤黄緑 ✕ 放射線汚染の有無 = 6列)→病院内レイアウト設定(一方通行+汚染がクロスしないように)・通常のDMAT隊とどのように連携するか?

医療実習では中核人材研修よりも難易度高めの症例シミュレーション

と、濃密な研修であったと思います。今回受講頂いた皆様は晴れて!原子力災害派遣チームすなわち原子力版DMATの隊員となりました。原子力災害は無いに越したことはないですが、一旦緩急の際にはよろしくお願いいたします!

開講の挨拶もそこそこに早速講義が始まります
机上演習:病院レイアウト設定
B班では「真冬設定」追加でさらに難易度アップ!駐車場つかえません…院内狭い…
医療実習は受講者多数につき2列同時進行となりました!
模擬患者のクロノロ:挿管・除染・CT…順番は?(設定は毎回違います)
講評 お疲れ様でした!

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