厳しい暑さが続く季節となりました。近年、地球温暖化の影響もあり、熱中症のリスクはますます高まっています。熱中症は、屋外での活動中だけでなく、室内でも起こることがあり、早めに気づいて適切に対応することが大切です。
このたび、日本救急医学会より、環境再生保全機構(ERCA)環境研究総合推進費で実施されている戦略的研究開発課題「気候変動適応の社会実装に向けた総合的研究(S-24)」の研究の一環として、「熱中症判定フリーアプリ」が開発・公開されました。
本アプリは、「これは熱中症かもしれない」「病院に行った方がよいのか」「救急車を呼ぶべきなのか」と迷った時に、スマートフォンやタブレットから簡単に利用できる無料のWEBアプリです。症状を選択していくことで、熱中症の重症度や応急処置の方法、医療機関受診や救急要請の目安が表示されます。
熱中症判定フリーアプリはこちら

このような方におすすめです
本アプリは、医療関係者だけでなく、一般の皆さまにも広くご活用いただける内容となっています。特に、次のような方々におすすめです。
- ご高齢の方やお子さんを見守るご家族
- スポーツをする方、スポーツを指導する方
- 学校の養護教諭、部活動を指導する先生方
- 工事現場、農林水産業など屋外で働く方
- 労働現場を管理する方
- 大規模イベントに参加する方、主催する方
- 在宅診療や地域の見守りに関わる方
アプリの主な特徴
1. 無料で使えるWEBアプリ
スマートフォンやタブレットからアクセスでき、無料で利用できます。ホーム画面に追加しておくことで、通常のアプリのように手軽に使うことができます。
2. 熱中症の重症度と対処法をわかりやすく表示
暑い場所で体調が悪くなった時や、「熱中症かもしれない」と感じた時に、症状を入力することで、熱中症の重症度スコアや応急処置の方法が表示されます。医療機関を受診すべきか、救急車を呼ぶべきかの判断にも役立ちます。
3. 経過・転帰の記録にも対応
アプリでは個別のQRコードを発行することができ、病院を受診した場合や救急車を呼んだ場合には、そのQRコードを救急隊や医療関係者に提示することで、追加情報の入力や経過の記録に活用できます。 また、こうした情報は、熱中症がいつ・どこで・どの程度発生しているかを把握し、今後の熱中症対策や研究にも役立てられます。
日々の備えとして、ぜひご活用ください
熱中症は、早めの予防と迅速な対応が重要です。暑い日の外出、スポーツ、屋外作業、イベント参加時など、ご自身や周囲の方の体調が気になった時に、ぜひ本アプリをご活用ください。「もしかして熱中症かも?」と思った時に、すぐに確認できる備えとして、スマートフォンのホーム画面に追加しておくことをおすすめします。