広報・インタビュー

弘前大学DMAT 能登半島地震の活動で学長表彰

DMAT隊員表彰に関するお知らせ

表彰式の概要

2024年1月に発生した能登半島地震への対応として、弘前大学医学部附属病院から派遣された災害派遣医療チーム(DMAT)の隊員が、学長より表彰されました。この表彰は、災害現場での献身的な活動とその貢献を称えるものであり、DMAT隊員全員が対象となりました。表彰式は2024年5月31日に行われ、DMAT隊員を代表して当センター長 花田先生が出席しました。

能登半島地震におけるDMATの活動

2024年1月1日に発生した能登半島地震は、石川県を中心に甚大な被害をもたらしました。DMATは、地震発生直後から現地に派遣され、以下のような活動を行いました。

  • 現地調査と医療支援: 石川県珠洲市の避難所となった介護施設において、状況調査と救援物資の輸送を実施しました。また、被災者の健康状態を評価し、必要な医療支援を提供しました。
  • 広域医療搬送: 医療が必要な被災者を珠洲総合病院へ搬送するなど、広域医療搬送も行いました。
  • 後方支援: JRATとして、現地で活動するDMATチームに対する後方支援を提供しました。

DMATの活動意義

今回の表彰は、DMATの迅速な対応と専門的な医療支援が、災害時における人命救助と被害軽減に極めて重要であることを改めて示すものとなりました。弘前大学医学部附属病院のDMAT隊員は、厳しい状況下で高度な医療技術と献身的な姿勢を発揮し、被災地の医療ニーズに応えました。

今後の展望

この表彰を機に、当院のDMATはさらなる技能の向上と災害対応能力の強化に努めてまいります。また、この経験を活かし、地域の防災・減災活動にも積極的に貢献していく所存です。弘前大学医学部附属病院は、今後も地域の医療の要として、災害時の迅速かつ効果的な医療支援体制の維持・向上に全力で取り組んでまいります。

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