広報・インタビュー

原子力災害医療派遣チーム研修(青森県:令和7年度第1回 弘前大学)が開催されました

 令和7年10月4日(土)、八戸市民病院にて弘前大学 令和7年度第1回「原子力災害医療派遣チーム研修」(青森県)が開催されました。この派遣チーム研修は基礎研修・中核人材研修を修了後に受講可能となるコースであり、この派遣チーム研修を修了後から

原子力災害版DMATである「原子力災害派遣チーム」としての活動が可能となります!

研修内容は講義(3コマ)・机上演習・医療実習から成り、今回の研修には開催地八戸市民病院や青森県立中央病院、遠くはむつ総合病院を含め、多数のご参加を頂きました。誠にありがとうございました!1日だけの研修ではありますが、

机上演習では2段階のトリアージ(赤黄緑 ✕ 放射線汚染の有無 = 6列)
病院内レイアウト設定(一方通行+汚染がクロスしないように)・通常のDMAT隊とどのように連携するか?

医療実習では中核人材研修よりも難易度高めの症例シミュレーション

と、濃密な研修であったと思います。今回受講頂いた皆様は晴れて原子力災害派遣チームすなわち原子力版DMATの隊員となりました。原子力災害は無いに越したことはないですが、一旦緩急の際にはよろしくお願いいたします!

机上演習:病院レイアウト設定
続いて演習です。個人装備は中核人材研修より簡略化されています
本部と処置室に別れます(コチラは本部)
処置室へ搬入、状況開始です
外回り放射線技師の皆様にはロジ兼任頂きました・めっちゃ電話鳴ります
第一印象→脱衣モニタリング・primary survey
本部と処置室チームを入れ替えてもう1症例!

医療実習の後、講評・終了となりました。皆様お疲れ様でした!

八戸市民病院

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