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令和6年能登半島地震へのDMAT派遣【南塘だより】

南塘だより第113号(4月26日発刊)に、令和6年能登半島地震へのDMAT派遣について寄稿されました。以下に記事要旨を掲載します。また、本HPでの派遣記事もご参照ください→コチラ


令和6年能登半島地震に際し、DMAT(災害派遣医療チーム)が迅速に活動拠点を設け、被災地での医療支援を行いました

  • 能登医療圏のDMATには1月6日に第3次隊としての派遣要請がありました。DMATは道府県隊として活動しますが、長距離移動を伴い、2隊8名で出動しました。
  • 珠洲市総合病院での医療支援を行いました。大雪で道行く物となり、迂回から移動となりました。七尾市から珠洲市への移動は、概算にも130kmの移動に7時間弱を要しました。
  • 到着後に珠洲市総合病院の支援が決定しました。病院は水道以外のライフラインは復旧していましたが、貯水タンクの被損により、水の補充が遅いつかない状態でした。そに診療と病院搬送の支援を行いました。被災から1週間が経過していたこともあり、外傷症例ではなく、避難所で憂慮する感染症(インフルエンザと新型コロナウイルス)と、持病悪化の対応が中心となりました。
  • 最寄りは医療機関が被災した場合に、可能な限り機能維持のための支援を行いますが、水道の早期復旧が望めないため、珠洲市においては、重症者は県外の医療機関に広域搬送されることになりました。

また1月17日から第6次隊の派遣要請があり、1隊3名の4隊で26日まで珠洲市の支援を行い、社会福祉施設の避難支援が主な活動となりました。最後に能登半島の一日も早い復興をお祈りしております

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