「東北ブロックDMAT参集訓練」は東北6県及び新潟県の輪番により実施され、今回は福島県が主幹でした。一昨年の訓練につきましてはコチラをご参照ください。今回の訓練に参加した長谷川聖子先生にレポート頂きます長谷川先生よろしくお願いします!
10月2日-4日に福島県で実施された「令和8年度東北ブロックDMAT参集訓練」に参加しました。今回の想定は、福島県沖を震源とする大規模地震が発生し、その影響により、
⑴福島県浜通り・中通り地方の地震・津波災害あり、福島第一原子力発電所内で放射性物質汚染傷病者多数発生、中通り・県北地方で地震による避難を要する病院あり、施設避難所多数設置
⑵病院の建物被害による避難、浸水被害あり、ライフラインの問題でダウンサイジングを必要とする
状況下で行われました。
最初の指示は、10月3日午前9時までにいわき市保健所内に設置されたいわきDMAT活動拠点本部に参集するというものでした。
前日の10月2日、弘前からいわき市まで約6時間かけて救急車と公用車にて移動しました。

活動拠点本部からは、十和田市立中央病院DMATとともにいわき市内にある松村総合病院の支援の指示が出ました。


病院関係者の方々から被害状況を聞き出し、病院支援が必要と判断し、院内へ病院支援指揮所を立ち上げました。

病床調整は十和田市立中央病院DMATへ依頼し、我々のチームは情報収集やEMIS入力、物資調達などを行いました。





今回の訓練は、これまでの訓練とは異なり、発災3日目を想定して行われ、若干戸惑う面もありましたが、病院職員の方々が情報を非常によく整理しており、比較的スムーズに進めることができました。また今回、調整本部との連絡手段として初めてJOINを使用しました。電話がつながりにくいという問題は解消されましたが、連絡を受ける方はかなり大変だったのではないかと思います。最後にコントローラーの先生よりフィードバックを受け、訓練は終了しました。
訓練終了後は、奥飯坂・穴原温泉へ移動し、DMAT隊員の懇親会に参加しました。災害時に必要な「顔の見える関係」作りに役立ったのではないかと思います。

翌日は訓練全体の検証会が行われました。我々が直接関わらなかった部門の振り返りも聞くことができ、有意義な時間となりました。

3日間、内容の濃い訓練であったと思います。関係者の皆様、お疲れ様でした。
