広報・インタビュー

令和5年度 弘前大学 第2回原子力災害医療派遣チーム研修(宮城県)が開催されました

 令和5年10月21日(土)、宮城県仙台医療センターにて弘前大学 令和5年度第2回「原子力災害医療派遣チーム研修」(宮城県)が開催されました。この派遣チーム研修は基礎研修→中核人材研修を修了後に受講可能となるコースであり、この派遣チーム研修を修了後から

原子力災害版DMATである「原子力災害派遣チーム」としての活動が可能となります!

研修内容は講義(3コマ)・机上演習・医療実習から成り、今回の研修には宮城県の原子力災害拠点病院である3施設(東北大学病院、仙台医療センター、石巻赤十字病院)を含め、多数ご参加頂きました。誠にありがとうございました!1日だけの研修ではありますが、

机上演習では2段階のトリアージ(赤黄緑 ✕ 放射線汚染の有無 = 6列)→病院内レイアウト設定(一方通行+汚染がクロスしないように)・通常のDMAT隊とどのように連携するか?

医療実習では中核人材研修よりも難易度高めの症例シミュレーション

と、濃密な研修であったと思います。今回受講頂いた皆様は晴れて!原子力災害派遣チームすなわち原子力版DMATの隊員となりました。原子力災害は無いに越したことはないですが、一旦緩急の際には気合を入れていきましょう!

机上演習:レイアウト設定難しいです。意外と「緑・汚染あり」はどうすんの?など課題多数
机上演習:レイアウトの次は人員配置。原子力災害派遣チームは圧倒的に少ない一方、通常のDMAT隊は余る…
決まった答えは無いです色々模索しましょう
医療実習では症例が難しくなる分タイベックスーツは省略。暑いですし。
講評、お疲れ様でした!

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