広報・インタビュー

原子力災害医療派遣チーム研修@北海道:令和7年度 弘前大学第2回 が開催されました

令和7年12月4日(土)、北海道大学病院にて弘前大学 令和7年度第2回「原子力災害医療派遣チーム研修」(北海道)が開催されました。この派遣チーム研修は基礎研修・中核人材研修を修了後に受講可能となるコースであり、この派遣チーム研修を修了後から

原子力災害版DMATである「原子力災害派遣チーム」としての活動が可能となります!

研修内容は講義(3コマ)・机上演習・医療実習から成り、今回の研修には北海道大学病院や札幌医科大学病院からご参加を頂きました。誠にありがとうございました!1日だけの研修ではありますが、

机上演習では2段階のトリアージ(赤黄緑 ✕ 放射線汚染の有無 = 6列)
病院内レイアウト設定(一方通行+汚染がクロスしないように)・通常のDMAT隊とどのように連携するか?

医療実習では中核人材研修よりも難易度高めの症例シミュレーション

と、濃密な研修であったと思います。今回受講頂いた皆様は晴れて原子力災害派遣チームすなわち原子力災害版DMATの隊員となりました。原子力災害は無いに越したことはないですが、一旦緩急の際にはよろしくお願いいたします!

講義から始まります
今回の特別講義は弘前大学保健学科 細田教授から〜弘前大学の福島第一原子力発電所事故における活動〜
机上演習:病院レイアウト設定
続いて演習です。個人装備は中核人材研修より簡略化されています
本部と処置室に別れます(コチラは本部)
処置室へ搬入、状況開始です
第一印象→脱衣モニタリング・primary survey
本部と処置室チームを入れ替えてもう1症例!CTか除染どっちが先か?

医療実習の後、講評・終了となりました。皆様お疲れ様でした!

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