お知らせ

青森県のヘルメット着用率の低さを嘆きつつ、自転車への青切符導入ルール周知につきまして

青森県警察本部長より、周知依頼がありましたのでお知らせします。

【主な内容】
・令和8年4月1日から、16歳以上の者による自転車の違反に対して交通反則通告制度(青切符)が導入される。
・自転車の交通違反に対する交通違反の指導取締りについての基本的な考え方は変わらないが、検挙後の手続きが変わる。反則金の納付により裁判所への出頭や前科がつくことがなくなる(検挙の対象等 詳細は自転車ルールブックを参照)
ヘルメットの着用は努力義務とされており、着用しなくても交通違反として反則金の対象になることはないが、頭部保護に有効であり、自らを守るために着用に努めていただきたい

青森県の自転車利用者におけるヘルメット装着率は全国平均を大きく下回る7.5%で、ワースト2位となっています。こうした現状をふまえ、2026年4月からは自転車の交通違反に対して「青切符」制度(交通反則通告制度)が導入される予定であり、交通安全対策が強化されていきます。​

青森県のヘルメット装着状況

  • 2025年の調査で青森県の自転車ヘルメット着用率は7.5%でした。全国平均21.2%と比較して極めて低い数値です。​
  • 2023年4月に着用が努力義務化されて以降も装着率は低下傾向で、県や県警は特に若年層への啓発を強化しています。​
  • ヘルメット未着用による頭部外傷のリスク増大は、救急医療の現場でも深刻な課題です。​

ヘルメットの着用効果

  • ヘルメット着用によって自転車事故時の頭部外傷リスクが著しく減少し、死亡や重症度も大きく低減することが複数の研究で示されています。​
  • 交通事故による入院患者で最も多かった負傷部位は頭部であり、重症頭部外傷や死亡を防ぐうえでヘルメットは非常に効果的です。​

2026年4月から自転車に青切符導入

  • 2026年4月から「青切符」(交通反則通告制度)が導入され、比較的軽微な自転車違反も反則金対象となります。​
  • 青切符の導入により、信号無視や危険運転、ながらスマホなどの違反が迅速・簡易な手続きで処理されるようになり、自転車利用者にも交通ルール遵守が強く求められます。​

救急の立場からのメッセージ

  • 救命救急センターでは毎年多くの自転車事故重症例を経験しています。ヘルメットの未装着による頭部・脳損傷例は特に深刻であり、一つの事故がご家族や社会に取り返しのつかない影響を及ぼします。
  • 安全は「法律」ではなく「命を守る意思」から。地域全体で自転車ヘルメットの常時着用を強く推奨します。
  • 2026年春からの青切符導入を契機に、一人ひとりが「自転車は車両である」意識を持ち、自分自身と大切な人の命を守る行動を選びましょう。​

ヘルメットしてたら多分命は助かったよなぁ…という事故が多数あります

事故リスクを他人ごとにせず、「ヘルメット着用の輪」を青森にも広げませんか。首位愛媛の10分の1、ってのはどうにかしてほしい

お願いですからヘルメット着用してください…

以下の助成金もご参照ください。

弘前市中学生自転車用ヘルメット購入費助成金

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