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大学院生・前川瑠星さんが令和7年度弘前大学学生表彰を受賞 ~災害医療研究の取り組みが評価~

 大学院保健学研究科博士前期課程1年の前川瑠星さんが、令和7年度弘前大学学生表彰を受賞しました!本表彰は、研究活動・社会活動・課外活動などで顕著な成果を挙げた学生および学生団体を顕彰するもので、2026(令和8)年3月3日に表彰式が行われました

前川さん(中央)と伊藤教授(左)、辻口先生(右)

前川さんは、災害・被ばく医療教育センターの伊藤先生、奈良岡先生、辻口先生らとともに研究活動に取り組んでいます。青森県内すべての医療機関の情報を収集し、地震や風水害、原子力災害が発生した際に各医療機関が受ける被災リスクを分析する研究を進めてきました。

特に、災害時に病院機能を維持するために必要なライフライン(非常用発電機の燃料や水、医療ガスなど)の確保や、DMATなど医療支援チームの分配を平時からシミュレーションする分析手法「DHCoS」を活用したデータ分析を行い、成果を原著論文としてまとめました

この研究で公開されたデータは、令和7年度に実施された内閣府主催の大規模地震時医療活動訓練にも活用され、青森県庁医療薬務課から感謝状が贈られています。こうした研究活動と社会への貢献が評価され、このたびの学生表彰受賞につながりました。

前川さんのコメント!

このような栄誉ある賞をいただけたのは、伊藤先生、奈良岡先生、辻口先生をはじめ、日頃から温かくご指導くださる皆様のおかげです。学生という立場ながら、実際のDMAT訓練や研修の現場に深く関わらせていただけたことは、私にとって貴重な経験となっており、現場で得られた知見が、今回の研究成果をより確かなものにしてくれたと感じています。この表彰を大きな励みとし、これからも青森県の災害医療体制のさらなる発展に貢献できるよう、一層研究に邁進してまいります!


【編集後記】

前川瑠星さん、令和7年度弘前大学学生表彰の受賞、そして青森県庁からの感謝状の授与、誠におめでとうございます!編集部一同、心よりお祝い申し上げます。

今回、前川さんが取り組まれた青森県内の医療機関における被災リスクの分析は、決して机上の研究にとどまらず、実際の「大規模地震時医療活動訓練」で活用されるなど、地域社会の安全に直結する素晴らしい成果ですね。学生でありながら、分析手法「DHCoS」を用いて災害時のシミュレーションを行い、県政の災害医療体制づくりに直接貢献されている姿に、編集部としても大変感銘を受けました。お写真に写る前川さん、伊藤教授、辻口先生の晴れやかな表情からも、日頃の温かいご指導と、強固な信頼関係のもとで充実した研究生活を送られていることが伝わってきます(奈良岡先生も含め、素晴らしいチームワークですね!)。

ご本人のコメントにもある通り、実際のDMAT訓練など「現場」での貴重な経験が、データ分析にリアルな説得力をもたらしているのだと思います。災害大国である日本、そして青森県において、前川さんのような若き研究者が災害医療の発展に情熱を注いでくださることは、私たち県民にとっても非常に心強い限りです。これからもお体を大切に、さらなる研究への邁進とご活躍を期待しております。本当におめでとうございました!

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