センターの地下には、被ばくされた傷病者を受け入れるためのフィルター付き独立換気システム、排液貯蔵タンクなどを有した除染室と初療室があります。さらに被ばくの程度をモニタリングするホールボディカウンタや様々な測定装置、被ばくされた方に対し集中治療を行うことができるベッドがあり、常に被ばく医療に対応できるようにしています。 今後は原子力災害医療・総合支援センターと高度被ばく医療支援センターの施設として、東北・北海道の被ばく医療の拠点病院としての体制整備を進めています。 |
被ばく医療エリア
救急診療エリアとは別フロアに、被ばく傷病者専用の初療室を始めとし、体表面モニターやWBC (Whole body counter)、甲状腺モニターなどの計測機器と内部被ばくを評価する化学分析室を備えています。国の原子力災害医療・総合支援センターと高度被ばく医療支援センターに指定されており、東北・北海道における被ばく医療の拠点病院としての機能を備えています。
除染室 | 被ばく専用初期診療室 |
体表面モニター | ホールボディカウンタ |
甲状腺モニター | 災害・被ばく医療物品室 |
線量計・サーベイメーター | 線量計・サーベイメーター |
被ばく医療物品 | 被ばく医療物品 |
分析室(バイオアッセイ) | 分析室(バイオアッセイ) |
γ線用核種分析装置 | |
○弘前大学被ばく医療連携推進機構HP 放射線安全総合支援センター
https://remcp.hirosaki-u.ac.jp/crss/
※弘大病院が被ばく医療についてどういう立ち位置かを紹介しています。
○弘前大学被ばく医療連携推進機構HP 災害・被ばく医療教育センター 災害支援医療従事者養成講座
https://remcp.hirosaki-u.ac.jp/ecdrem/training/
※災害医療従事者の養成講座を令和5年度から実施します。